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【注目】透析と長く付き合うために必要な「酵素」とは

透析治療と長く付き合っていくためには、腎臓はもちろん体に負担をかけないことが重要です。腎臓に負担をかけないもう1つの方法「酵素摂取」の科学的根拠を解説。体への負担を抑え免疫力をアップしてくれる酵素の摂取方法とは?

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辛い透析治療を行いながら体調を維持し、透析と長く上手に付き合っていくには、腎臓に負担をかけない食生活や日常生活を送ることが大切です。さらに免疫力や体力アップも重要。透析患者さんの気になる免疫力アップのためのポイントをみていきましょう。

腎臓と体を守り免疫力を上げる
基本的な食事と生活習慣

透析療養中には、食事面において、個人の状態に合わせて決められた筋肉や骨・血液を造るタンパク質と活動していく上でのエネルギー源を摂取します。また、体内に多くの水分を貯留させることで心臓にも負担をかけることになるため、塩分と水分の制限、老廃物として十分排出できないカリウムとリンの摂取制限が必要です。

また、透析による合併症を予防のために、免疫力アップをはかるために腸内環境を良くする食品を摂取し、体温を36度台に保つよう運動を定期的に行うことも重要です。体のために一つでも多くのことをきちんと実践しましょう。

腎臓や体に負担をかけないもう1つの方法

これまでに行っていること以外にも透析療養中の方に加えてほしい事があります。それは体内に酵素を送ることです。「酵素」といってもあまりピンとこないかもしれません。しかも、透析中に摂って大丈夫なのか、気になるところですね。
透析治療とセットで考えたい「酵素」について詳しく紹介します。

生きていくうえで不可欠な「酵素」

生きていくうえで不可欠な「酵素」

酵素とは、タンパク質の一種で、普段の食事で食べ物を消化したり、消化したものから必要な栄養素を吸収したり、老廃物など不要なものを排出する時などに必要となるものです。健康に深くかかわるホルモンバランスの調整もしています。

酵素が不足すると、代謝や免疫力が下がったり、ホルモンバランスが乱れ病気にかかりやすくなるなど、体調不良を起こす恐れがあります。酵素は、体内での消化・吸収・代謝・排泄・運動・免疫といったさまざまな反応に関与している物質で、人間の健康的な生命活動にはなくてはならないものです。

酵素の種類

酵素は、体内で作り出される酵素(体内酵素)・食事などから摂取してから補う酵素(体外酵素)があります。

体内酵素

  • 消化酵素
    食べたものの消化を助け体に吸収しやすくするためにはたらいています。でんぷんを分解するアミラーゼなどがあります。
  • 代謝酵素
    体に吸収された栄養素をエネルギーに変え生命活動においてサポートします。呼吸や運動・細胞の生成・老廃物の排出・新陳代謝など代謝酵素がはたらいています。免疫力や自然膣力も高めていきます。

体内酵素は、5000種類の酵素があります。ですが、年齢を増すごとに減少していきます。

体外酵素(食物酵素)

食物酵素は、生野菜・果物といった生鮮食品に含まれます。消化酵素を抑えたり、体内酵素の働きをサポートしたりと、体内酵素を助けます。

酵素は腎臓の負担軽減にどう役立つのか

消化酵素で消化をサポート

消化酵素には、炭水化物分解酵素・たんぱく質分解酵素・脂質分解酵素があります。それぞれが適切にはたらき消化と吸収が正常に機能することで、老廃物の量が減り、腎臓の負担が軽減されると考えられます。

エネルギーが効率よく使える環境に

食物などが分解された栄養素は、小腸で吸収されエネルギーにかわります。十分な酵素があるとエネルギー量が増え、細胞が効率よく動ける環境ができます。体内の老廃物の分解・排泄の機能が向上し、腎臓の仕事を減らすことができると考えられます。

便通への影響

便秘になると腸内で悪玉菌が増え、体にとって有害な物質を造ります。有害物質は、腸から吸収されて血液にはいり、有害物質を処理する腎臓に負担がかかります。悪玉菌を減らすのが善玉菌ですが、体内の酵素が少ないと善玉菌を十分生成・機能させることができず、悪玉菌が増えてしまいます。

つまり、酵素は腎臓や体の負担軽減に重要な役割を担っているのです。

酵素を摂る方法

酵素を摂るイメージ

カリウムが多く含まれる生野菜や果物を控えて
サプリメントなどを活用する方法も

酵素は体内でつくられるほか野菜・果物・発酵食品などにも含まれています。特に発酵食品であるみそ・納豆・チーズなどに含まれています。
酵素はたんぱく質でつくられていて、42度から70度の熱が加わると壊れる性質があります。また、加齢により自然に減少してしまいます。

酵素を食事などで摂る場合野菜や果物は熱を加えず生の状態で食べましょう。腎臓の機能が低下している方は、カリウム摂取の制限があり、生野菜・生の果物は制限されるので、サプリメントやドリンクで補うこともおすすめです。

わかなつみの発酵菌を摂る

酵素は熱などに影響を受けやすく、熱処理されると構造が壊れてしまい酵素の働きを失ってしまいます。

酵素と呼ばれるものはさまざまありますが、その中の1つにわかなつみの発酵菌があります。わかなつみの発酵菌は、50年以上も酵素の研究を続け1985年に発表されたエドワード・ハウエル医学博士(1899~1986)の『酵素栄養学』に基づいたものです。

わかなつみの発酵菌と一般的な酵素の大きな違いは、熱処理の有無です。酵素は42度から70度の熱が加わると、その効力をほとんど失ってしまいます。わかなつみの発酵菌は、加熱・加圧をせずに、独自の発酵技術で製造されているため、酵素の働きを損なうこと事なく摂取できます。

わかなつみの発酵菌の原料は、黒大豆・小麦・米糠といった植物性からつくられた、からだをイキイキとさせる食物酵素です。赤血球の形を正常に戻し、血流を促す効果が期待できます。また、白血球を活性化する作用があり、免疫力アップにも期待できます。

科学的根拠あり!
透析治療とセットで習慣にしたい
わかなつみの発酵菌についてもっと詳しく知る

わかなつみの発酵菌のエビデンス
(科学的根拠)

エビデンスイメージ

3つのエビデンスを紹介

国産の黒大豆・小麦を2年かけてじっくり発酵させる独自の製法で製造されているわかなつみの発酵菌は多くの方々が使用し科学的な根拠が確認されています。

  • 抗糖尿病の臨床結果(東方医学 vol.2)
  • 尿酸低下作用(痛風の抑制効果)の実験結果(東方医学 vol.28)
  • 抗腫瘍(癌)効果の実験結果(京都府立医科大学 日本保院補完代替医療学会誌 第3巻第1号)

わかなつみの発酵菌が持つ、上記のエビデンス(科学的根拠)について詳しく紹介します。

植物酵素食品の抗糖尿病作用に関する臨床研究

医療法人大樹会と名古屋市立大学大学院薬学研究科等のグループによる、わかなつみの発酵菌を使用した臨床試験の結果を紹介しましょう。(参考元:2013年 東方医学 vol.29 no.4)

基礎疾患に糖尿病を持ち、合併症治療のためにクリニック通院中の患者さん
男性10名、女性6名(年齢56歳~82歳)に
植物酵素食品(わかなつみの発酵菌)を3ヶ月間投与

投与3ヶ月後の数値

  • 体重の減少 71.1kg → 67.5kg
  • 血糖値の改善 248.9mg/dl → 196.5mg/dl
  • HbA1cの改善 8.18% → 7.48%

上記のように、3ヶ月の投与後、体重4.9%、血糖値21.1%・、HbA1c8.6%の減少が見られました。
わかなつみの発酵菌を摂取することによって、糖尿病の改善効果を示唆する血糖値降下、HbA1c低下作用、体重減少作用を有すると考えられます。

オクソ酸誘導による高尿酸マウスを使っての
穀物発酵抽出エキスの痛風抑制効果

鈴鹿医療科学大学によるわかなつみの発酵菌を使用したマウスによる尿酸値の実験結果を紹介しましょう。(参考元:2012年 東方医学 vol.28 no.4)
人工的に尿酸値を高めたマウスと健康なマウスを用意、わかなつみの発酵菌をマウスの体重に合わせて600mg/kg、1日1回3日連続で投与。尿酸値と体内酵素の活性の変化を調べました。

その結果、わかなつみの発酵菌を与えられたマウスは、与えられていないマウスに比べて、尿酸値が約33%低いことがわかりました。わかなつみの発酵菌が尿酸を取り除いて排出する効果があると考えられます。

発酵抽出エキスによるマウス腫瘍細胞の増殖制御効果

さらに、京都府立医科大学による、皮膚がんの一種「メラノーマ」に対するわかなつみの発酵菌の効果に関する実験結果を紹介しましょう。(参考元:日本補完代替医療学会誌 第3巻 第1号)

腫瘍(B16メラノーマ細胞を)皮下接種したマウスに、わかなつみの発酵菌の成分を与えたマウスと与えないマウスを比較したところ、与えたマウスに腫瘍の縮小がみられました。腫瘍に対する有効性が考えられます。(※マウスによる実験のため人間にも同様の効果があるとは限りません)

科学的根拠あり!
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まとめ

透析治療中の免疫力低下を抑え、腎臓や体に負担をなるべくかけないで、できるだけ長く平穏な透析治療を続けるためには、基本的な食事制限や正しい生活習慣を心掛けること。
そして、透析治療とセットで行いたい生活習慣として、「酵素」は重要な鍵を握っているということ。
「酵素」を摂取するなら科学的根拠もある「わかなつみの発酵菌」がおすすめであること。

ぜひ、参考にしてみてください。


このページの参考資料一覧

  • 2012年 東方医学 vol.28 no.4
  • 2013年 東方医学 vol.29 no.4
  • 京都府立医科大学 日本保院補完代替医療学会誌 第3巻第1号
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcam/3/1/3_1_9/_article/-char/ja
  • 日本自然発酵
    https://www.nshk.jp/realize/
  • eヘルスネット
    https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-003.html
    https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-04-003.html
  • 公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット
    https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/kenko-cho/chonaikankyo.html

他にもある!透析とうまく付き合うために
治療とセットで行いたい日常の習慣

腎臓病は一度なってしまうと残念ながら回復することはありません。透析治療でも賄えなくなると、腎臓移植しか道がなくなってしまいます。
そのため、透析治療だけに頼るのではなく、食事をはじめ、腎臓に負担をかけない生活習慣を持つことが重要です。
治療とセットで、これだけはやっておきたい日常の習慣をまとめています。

透析治療に頼るだけでは体を守れない
透析と長く付き合うために必要な「酵素」とは
透析治療中の腎臓や体調を維持していくためには体内の酵素を増やすことが肝心!

免疫低下や合併症など、透析治療にはさまざまな問題があります。
体調を維持しながら透析とうまく長く付き合っていくためには、腎臓や体になるべく負担をかけないことが重要です。そのために必要と考えられるのが酵素です。
酵素は消化・吸収・代謝・排泄など、人が生きていくために必要不可欠。酵素が不足すると体内の老廃物を排泄する機能も低下し、腎臓に負担がかかるだけでなく、免疫力の低下にもつながってしまいます。

   

腎臓に負担をかけないためには、体内の酵素を増やすこと。ここでは、酵素の働きや、科学的根拠について紹介していきます。

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