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糖尿病患者さんの中には、かかとの乾燥やひび割れに悩んでいる人が多くいらっしゃいます。糖尿病になると血中のブドウ糖を排出するため多尿になり、体の水分が不足してしまいます。しかも糖尿神経障害で自律神経障害があると汗をかきにくくなってしまうため、皮膚の水分量が保てなくなってしまうのです。
発汗機能の低下は比較的早い段階から表れやすい症状なので、血糖値の高い方でかかとがガサガサになった、かかとがひび割れてしまった、といった症状に悩まされている方は、糖尿病を疑ってみる必要があるかもしれません。
また、既に糖尿病や人工透析治療を受けている方も動脈硬化や末梢血管障害によって血行が悪化しているため、足の皮膚などにトラブルが生じやすくなっています。こまめに足の状態をチェックし、適切なケアをこころがけましょう。
肥満+糖尿病家系なので、足の裏がすっごい硬くてひび割れそうになってるのが恥ずかしいので、アメリカでは薬局に売っている少しだけステロイド入りのクリームをぬっている。(日本では処方箋いるらしい)やっぱ普通のオイルにしといたほうがいいかな。
— なっぱ🇺🇸🇯🇵🇰🇷 (@NappaMommy) October 8, 2019
!(◎_◎;) RT @kaoruchy: 「糖尿病患者さんへ、靴下を脱いで足をよく診てもらいましょう。」ってポスターが気になるw かかとのひび割れって、症状の1つなのね。
— たれこ (@tareminira) February 18, 2012
糖尿病患者は多尿や発汗機能の低下によって皮膚の水分量が保てなくなってしまいます。かかとは角層が厚く皮脂腺がないため、特に乾燥しやすい部位。そのため、特にガサガサになりやすいのです。
加齢によるホルモンバランスの乱れや肌を守る栄養素の欠如によってもこうした症状は起きやすくなりますが、いずれにせよ早い段階で医師の診断を受け、適切にケアすることが重要です。
かかと(足)が乾燥してガサガサになってしまった場合、まず優先して行いたいのは適切な保湿です。保湿剤を塗ることで乾燥を防ぎ、皮膚のバリア機能修復をサポートすることができます。
乾燥した皮膚はバリア機能が低下しており、しかも痒くて掻いてしまうと更なるバリア機能の低下を招くことになってしまいます。糖尿病の方は血流障害のために免疫力が下がっている可能性があるので、細菌感染などの合併症にも注意が必要です。
保湿剤にはクリームタイプ、ローションタイプなどさまざまな種類のものがありますが、季節や自分の肌質、使用感の好みなどに合わせて色々試してみると良いでしょう。
また、一旦症状が治まった場合でも、保湿剤によるスキンケアは継続する必要があります。糖尿病の肌は乾燥しやすくなっているため、スキンケアを中止するとすぐに症状が再発してしまうためです。
不規則な睡眠や夜更かしは禁物。就寝中に分泌される成長ホルモンが正しく分泌されなくなり、肌のターンオーバーが阻害されてしまいます。
もちろん、栄養バランスのとれた食事で肌に必要な栄養をしっかりと摂取したり、血流の悪化を招く煙草を吸わないよう注意したりすることも大切。熱すぎるお風呂に長く入ったり、肌をゴシゴシ洗ったり、といった悪習も見直し、健康的で肌に優しい生活を心掛けるようにしましょう。
ちなみに、硬くなったかかとの角質を軽石ややすりで削る人もいますが、そういったケアは避けましょう。こすったりして強い刺激を与えると角質や皮膚組織を傷つけてしまうリスクがあるため、糖尿病や透析治療中の方には向いていません。
糖尿病患者は血流や抵抗力が低下しているため、ちょっとした傷が悪化しやすいもの。そのため、皮膚の乾燥を甘く見てはいけません。かかとのひび割れや靴擦れが原因で足潰瘍が発症し、下肢切断という事態に繋がるのは決して珍しいことではないのです。
糖尿病というと血糖値のコントロールばかりに意識が向きがちかもしれませんが、足の健康は予後のQOLを大きく左右します。保湿をはじめとする毎日のフットケアを継続し、足の状態をこまめにチェックするようにしましょう。
透析治療中に落ちてしまう免疫力をアップする食事や習慣についても見る
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腎臓は一度になってしまうと残念ながら回復することはありません。透析治療でも賄えなくなると、腎臓移植しか道がなくなってしまいます。
そのため、透析治療だけに頼るのではなく、食事をはじめ、腎臓に負担をかけない生活習慣を持つことが重要です。
治療とセットで、これだけはやっておきたい日常の習慣をまとめています。

腎臓は、血液中の老廃物や塩分などをろ過し、尿として体から排出、余分な水分を取り除いて水分バランスを維持する働きがあります。そのため、塩分量が増加すると過剰に排出を行わなくてはならないため、腎臓に負担がかかってしまいます。
また、老廃物が出るたんぱく質が多い食べ物ばかりを食べることでも、腎臓に負担をかける原因になってしまいます。
ここでは、腎臓に負担をかけない食事や生活習慣について解説します。

透析治療を受けている患者さんは、免疫力が低下しています。免疫力が低下すると、感染症にもかかりやすくなり、腎臓に負担を課すことにもつながります。
免疫力を少しでもアップし、透析治療をしながら日常生活を送るための体力をつけるために、何をすればよいのか、有効な食品や方法について解説します。

塩化ナトリウム以外のミネラルが豊富な塩は「ミネラル塩」と呼ばれています。ミネラル塩は血糖値を改善したり、透析中治療中の方にも使いやすいと評判です。さまざまなミネラル成分が含まれているため、糖代謝作用を高めて血糖値を下げることに役立ちます。
免疫低下や合併症など、透析治療にはさまざまな問題があります。
体調を維持しながら透析とうまく長く付き合っていくためには、腎臓や体になるべく負担をかけないことが重要です。そのために必要と考えられるのが酵素です。
酵素は消化・吸収・代謝・排泄など、人が生きていくために必要不可欠。酵素が不足すると体内の老廃物を排泄する機能も低下し、腎臓に負担がかかるだけでなく、免疫力の低下にもつながってしまいます。
腎臓に負担をかけないためには、体内の酵素を増やすこと。ここでは、酵素の働きや、科学的根拠について紹介していきます。