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ミネラル塩(自然塩)は血糖値改善に効果的

血糖値の改善や糖尿病対策にも役立つと注目されている「ミネラル塩(自然塩)」について紹介しています。ミネラル塩とは何か、普通の塩とはどう違うのか、なぜ血糖値改善に効果的なのか、といった疑問について解説しています。

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血糖値改善に良いと評判のミネラル塩とは?

ミネラル塩

毎日の食事に何気なく使っている塩。その中でも、特にミネラル(ナトリウム以外の)が豊富な塩は「ミネラル塩」と呼ばれています。ミネラル塩(自然塩)は血糖値を改善したり、透析中治療中の方にも使いやすいと評判です。ミネラル塩は塩の中でもミネラル成分が多いため、糖代謝作用を高めて血糖値を下げることに役立ちます。

また、塩分を摂りすぎると喉が渇き、その口渇感を抑えるために身体が水分を欲してしまいますが、ミネラル塩は塩分の過剰摂取対策にも効果的。塩分の摂り過ぎは水分の過剰摂取を招き、体重増加・血圧上昇の原因を引き起こしてしまいます。その結果、心臓にも負担がかかってしまうので、塩分制限が必要になってくるわけです。その点、ミネラル塩ならミネラル成分の比率が高いため、同じ量を口にしても、塩分摂取量を抑えることができます。

特に、透析治療中の方はドライウェイトという目標設定体重があるので、水分の摂り過ぎによる体重増加には要注意。いつも使う塩をミネラル含有量の多いものに切り替えるだけで、その心配を軽減することができるはずです。

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ミネラル塩と普通の塩(精製塩)はどう違うの?

ミネラル塩と精製塩といわれる塩との違いは何でしょうか?見た目に違いはないので、パッと見ではわかりにくいかもしれません。

塩には、ミネラル塩(自然塩)と精製塩の2種類があります。どちらも海水から作られているので、原料は同じです。違っているのは、食塩となるまでの工程と、出来上がった成分です。ミネラル塩は海水でくみ上げた水を濾過してそのまま乾燥させたり、煮詰めたりしてつくられます。もともと海水に含まれる塩にはマグネシウムやナトリウム、カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。マグネシウムやカリウムなどのにがり成分は摂りすぎると健康に良くない影響があるため、独自の技法によって適度に調整されます。

一方、精製塩というのは、海水を電子分解し、化学反応によって塩分を抽出したものです。近年では、ナトリウムイオンと塩素イオンだけを抽出するイオン交換膜法という方法で、ミネラル成分を排除した、より純粋な塩化ナトリウム(塩)が作られるようになっています。こうして精製されたもの以外の塩は自然塩や天然塩、ミネラル塩と呼ばれていますが、明確な定義はありません。

ミネラル塩に入っている栄養素とは

ミネラルは人間の身体を維持する上で必要不可欠な成分。特に、カリウム、マグネシウム、ナトリウム、塩素、リン、カルシウム、硫黄、鉄、モリブデン、ヨウ素、マンガンセレニウム、銅、亜鉛、クロム、コバルトの16種類は必須ミネラルと呼ばれており、ミネラル塩にも含まれているものです。人間の体のおよそ70%は水分でできていますが、そのバランスを保っているのがミネラルです。

元素レベルで考えれば、あらゆる物体はミネラルで造られており、私たちの身体も約30種類のミネラルによって成り立っています。ミネラルのバランスが崩れると体の中の浸透圧が変わってしまい、体内の水分の移動が起きたりして、体に負担がかかってしまいます。

塩分の摂り過ぎ予防に役立つ

精製塩は海水に含まれる塩化ナトリウム以外のミネラル成分を排除してつくられるので、ミネラル塩のように豊富なミネラル成分が含まれていません。塩化ナトリウム値が高いというのは、つまり塩分濃度が高いということ。精製塩で出来上がった塩は99.5%以上が塩化ナトリウムなので、ほぼ全てが塩分ということになります。塩分の過剰摂取は血管や心臓などに負担がかかるので、塩分の過剰摂取は、健康な人であっても避けなくてはなりません。

ミネラル塩は塩化ナトリウム以外の成分含有量が多く、同量を使用した場合の塩分摂取量が抑えられます。精製塩と比べて旨味や甘味を強く感じるものもあるので、少量でも満足感が高いという意見もよく耳にしますね。塩の風味を生かし、しょっぱさに頼らない味付けを心掛けることで、味を薄くすることなく減塩に取り組めるというのもミネラル塩のメリットです。

余計な糖分の排出をサポート

マグネシウムをはじめとするミネラルにはインスリンの働きをサポートする作用があり、糖代謝を促進します。糖尿病の患者さんや糖尿予備軍の方は塩分を摂り過ぎないように意識していると思いますが、適切な塩を摂取することは、血糖値の改善に役立つのです。

逆に、塩分やミネラルが不足してしまうと体内の糖分を排出することができず、糖尿病の症状を悪化させてしまう可能性があります。塩もミネラルも健康維持には欠かす事のできない栄養素。あくまでも適量を摂取することが重要だということを覚えておきましょう。

ミネラル塩の賢い選び方

ミネラル成分は無色透明です。もともと塩は白いため、何か色がついている場合には何らかの成分が添加されている可能性があります。塩を選ぶ際には商品の成分量でチェックし、余計なものが含まれていない商品を選びましょう。

特に、海外製の塩を買う際には注意が必要です。海外では日本とは異なる基準で塩が製造されており、中には安全基準が存在しない国も存在します。安全性の高い塩を買うためには、どんな成分が含まれているのかをしっかり確認することが重要です。

また、ミネラル塩は精製塩に比べて手間ひまをかけて製造されているため、値段が高くなってしまう傾向があります。価格だけに左右されずに、塩化マグネシウム以外のミネラル含有量が多いもの、美味しいものを選ぶように心掛けましょう。

負担が少ないとはいえ、摂り過ぎには注意

ミネラル塩は精製塩と比べて塩化マグネシウム量が少ないため、糖尿病患者さんや糖尿病予備軍の方、透析治療中の方の食事におすすめです。とはいえ、いくら摂っても問題がないわけではないので、必要な量だけを摂取するように心掛けましょう。塩化ナトリウム以外のミネラルが多いと言っても、塩であることに変わりはありません。決して摂れば摂るほど身体に良い薬のようなものではないので、ミネラル塩を過信しないように注意しましょう。

いくらミネラル塩でも「塩気が足りない」といって必要以上に摂取すれば逆効果ですし、身体への負担もかかります。糖尿病や腎臓病、透析治療中の方は医師に必要な塩分量の確認をした上で、上手にミネラル塩を取り入れていきましょう。


このページの参考資料一覧

  • 糖尿病神経障害 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
    https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-037.html
  • 17. 足の手入れ | 糖尿病セミナー | 糖尿病ネットワーク
    https://dm-net.co.jp/seminar/17/
  • 「糖尿病で足を失う」、決して珍しい話ではありません。 | 患者・一般の皆様 | アボット ジャパン
    https://www.myfreestyle.jp/patient/general/diabetes/tonyo/7-1.html
  • 特定保健指導の実践定期指導実施者育成プログラム | 厚生労働省
    https://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/pdf/info03k-04.pdf

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